【Consult Monitor Software】calumsult を使ってみた

◆Initialize 画面

これが calumsult を起動したときの画面です。

・バージョン表記とインターネットに接続できる状態であれば最新バージョンの確認もできます。
・通信ポートの設定とECUとの通信状態とECUパートナンバー表示ができます。
　今回はMURAMASAを使ったため秋月電子で購入したUSB-シリアル変換を使用したのでCOM5に設定。
　ECUとの通信が確立すると ECU Part Numberが表示されます。
・スナップショットのフォーマット設定ができます。

＜画像をクリックすると原寸(640x502)サイズで見ることが出来ます＞

◆Gauges 画面

・回転数、O2センサ電圧表示、MAF電圧表示、スピード（マイル表示）
・スロットルポジション（電圧）、水温（華氏表示）
・インジェクター噴射時間、インジェクターデューティーサイクル、イグニッションタイミング
・バッテリー電圧、？、？、AACバルブ
という機能しか使用できません。

最初は通信しているのに表示が変化しないので焦りましたが、画面右上のOFF表示をクリックしてONにしないといけないようです。

見た目はきれいです。LabVIEWを使うとこういうことが比較的簡単にできるようです。

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◆Datalog 画面

データロギングができるようです。
みたところ複数項目の同時ロギングはできないようですが、ロギングデータをファイルに書き込めるようです。 またサンプリングタイムも変更可能みたいです。

ロギング結果はlmvという拡張子で保存されますが中身はタブ区切りのテキストデータでで、Gauges画面で表示している内容は全てログに残っています。
残念ながらロギングの間隔が一定ではないようで、さくっと取り込んだものでは、0.000、2.504、5.018、6.520、7.521、8.022、10.536、11.036・・・という間隔でした。

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◆Playback 画面

保存したロギングデータを読み出してみました。
SNAPSHOT横のアイコンで表示位置などの変更が可能です。

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◆ROM Dump 画面

ROMの読み出しができるようで・・・ROM TypeにはOBD-IとOBD-IIしかありません。
読み出していましたが途中で止まってしまいました。
Nissan Data Scanで吸い出したものとはまったく違ったのでLengthを適切な値にしてあげる必要がありそうです。

2007/4/20 追記
Nissan Data Scanと比較してほぼ同じと思われる内容が吸い出せました。
Lnengthは吸い出すファイルサイズを指定します。256kBならばデフォルトの32084となります。
Current Byteは吸出しているアドレスを表示していますが、読み出す前にここにスタートアドレスを入力します。
PM12 SR20DE リバティの場合、0000h 〜 0FFFh は読み出す度に値が変わっているアドレスがあるのでROM領域ではないようです。
ネットで拾った SR20DE(T) のROMの 0000h から 02 01 06 06 で始まっていて、うちのリバティでは 1000h に 02 01 06 06があり、1000h オフセットして 見ていくと燃料補正マップや点火補正マップらしき場所がありました。

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◆Debug 画面

GaugesやRom Dumpで通信をさせているとECU Responseに内容が表示されます。

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