会社で怪しいガソリン添加剤をサンプルとしてもらったので人柱になってみました。
エコ・パワー☆21というガソリン添加剤です。
『新バイオ技術が生んだ驚異の効果』とラベルには書いてあります。
クリーン&省エネと書いてあるので燃費改善に効くのならアクロスで実験ということです。
人柱とは言うものの、既に調子が悪い2stのDioに入れた同僚がいて、50kmだった最高速度が52kmになった気がするという結果が出てます。
株式会社ゼディコという会社の名前がラベルに書いてありました。
でもこのリンク先は(有)エスエスシーとなっていて、会社概要には有限会社 泰星荘と書いてあります。
上記リンク先には今回のエコ・パワー☆21はなかったのですが、謳い文句の新バイオ技術については書いてありましたので転載させていただきます。
無断リンク&無断転載なのでこの会社及び関係者の方から連絡があれば消去します
バイオでガソリン添加剤? |
現在発売されてるガソリン添加剤は無数にありますが、ここでご案内する添加剤は、従来のものとは全く違う理論で開発され、
特殊な技術(特許製法取得済み)により製造されています。 |
特徴としては・・・・
- 燃料削減(10〜30パーセント)
- エンジンのパワーアップ
- クリーンな排気
- エンジンの汚れの激減
- エンジンオイル寿命が延びる
- エンジンの振動低下
- 一度の添加で持続効果が長い
液体のデポテクシリーズは約6ヶ月
固体のエコネストシリーズは1年以上の効果が
すでに実証済みです |
一度の利用で、劇的な変化が見られるため、車検制度が確立していないアジアをはじめとする諸外国で、爆発的な人気の商品となっています。
日本国内ではまだ一部の販売店でしか入手できませんが、販売ルートが確立されれば利用者のリピート率が非常に高い事から、要注目の商品になるでしょう。 |
バイオ技術の正体は? |
アスペルギリウス菌という菌の働きによるものです。
この働きによって燃料が活性化され、燃焼効率が飛躍的に向上し燃料の完全燃焼化によってクリーンな排ガスが実現できるのです。
この原理は、自動車だけでなく、今後ボイラー、暖房、船舶、飛行機などへの利用も見込まれています。
また、このアスペルギリウス菌は農作物の土壌改良などに利用される地球環境に優しい菌であることも見逃せません。 |
以上がリンク先の紹介内容です
で、注意書き部分では下記のように書いてあります。
○本添加剤を燃料タンクに注入後は直に燃料タンクを満タンにして下さい。
○ガス欠にならないよう、早めに給油をして下さい。
○高温の場所をさけ、子供の手の届かないところに保管してください。
○火気のある場所では絶対に使用しないで下さい。
○万一飲み込んだときはすぐに口をすすぎ医師に相談してください。
○空ボトルはプラスチック類として分別ゴミ管理して下さい。
気になる結果は・・・
驚異の効果などというほどの効果が現れているようには見えません。
エコパワー21を入れた次の給油で燃費が悪化しているのは、エコパワー21を入れる前にキャブにキャブクリーナーを吹きかけて清掃していて、 吹けあがりが悪くなっていたためにアクセルを余計にまわしていたためだと思います。
燃費が18kmから1割アップすると20km弱になる予定だったのですが・・・そうはうまくいかないものです。
会社の同僚が同系列のエンジンを搭載したバンディット250にも入れたのですが、燃費改善はなかったようです。
ただアクロスでもバンディットでもアクセル一定で6速で走行しているときのフィーリングがよくなった気はしますが、数値に表れるほどのものではないです。
あとは排気ガスがクリーンになっているかという点ですが、排ガス検査機はないのでわかりません、エミッションテストをしてみたいですね。